鐙田杵築神社(あぶみだ きつきじんじゃ)は、熊本県熊本市北区植木町に鎮座する神社である。旧社格は村社。
由緒
推古天皇2年(594年)、領主男澤大膳に神託があり、出雲国出雲大社より分霊を勧請し村の氏神として創祀した。他に、仁平2年(1152年)に建立、天授年間(1375年 - 1381年)に建立、とする説もある。
大国主神を主祭神とし、天照皇大神他あわせて6柱の神を祀る。菊池氏、細川氏をはじめ深い尊崇を受けてきた。旧村社。
神風連
明治維新において活躍した肥後勤皇党や、神風連の変を起こした敬神党に大きな影響を与えた林桜園が、篤く崇拝した神社のうちの一社である。林桜園の影響下にある敬神党(新風連)の志士たちもまた、師同様に深い信仰を注いだ。
祭神
主祭神
- 大国主命
配祀神
- 天照皇大神
- 素盞鳴神
- 稲田姫神
- 天穂日神
- 天児屋根神
境内
- 猿田彦大神石碑
例祭日
- 例大祭 - 11月15日
出典
参考文献
- 植木町史編纂委員会編『植木町史』植木町(熊本県)、1981年
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年 、103頁
関連項目
- 神風連の変
- 新開大神宮
- 近津鹿島神社
- 別所琴平神社
外部リンク
- 杵築神社(熊本市HP)


