03式 コンドル1型(03しき コンドル1がた)は、日本軽飛行機が開発したモーターグライダー。名称は「03式 コンドル1型」の他に、漢数字を用いて「零三式 コンドル一型」と表記されることもある。

概要

1953年(昭和28年)10月20日、日本軽飛行機は津野藤吉郎の設計による03式を機体検査に合格させ、同年10月27日に宇都宮飛行場で公式飛行試験を実施した。この際の飛行は4回ほど繰り返され、滞空時間6分15秒を記録するなど好成績を示した。しかし、1955年(昭和30年)の時点で、03式に対して「失敗に終わった」旨の評価が下されている。

機体は単座のソアラーに出力8 hpのエンジンを搭載したもので、「パワーグライダー」とも呼ばれる。1954年(昭和29年)の時点では、性能を向上させるべくエンジン出力の増強も検討されていた。なお、公式飛行試験時の発航は自動車引航によって行われている。

脚注

参考文献

  • 『世界の翼 昭和30年版』朝日新聞社、1954年、61頁。全国書誌番号:56013953。 
  • 『世界の航空機』第4巻第1号、鳳文書林、1954年、41頁、ISSN 0582-4605。 

関連項目

  • 日本製航空機の一覧



三発機 外航編 flightline imaging

機体記号 JA03HK (北國新聞社) 航空フォト(飛行機 写真・画像) FlyTeam(フライチーム)

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