波切 敦(なみきり あつし、1985年 - )は、日本の漫画家。長野県塩尻市出身。男性。2022年より『週刊少年サンデー』(小学館)にて、『レッドブルー』を連載している。
来歴
1985年、長野県塩尻市で誕生。人生で初めて読んだ漫画は『OH!MYコンブ』で、子どものころは『ラストレジオン UX』と『ガチャフォース』のゲームを好み、青春時代には星新一の作品を愛読して過ごす。町田・デザイン専門学校を卒業後、『チャゲチャ』や『黒子のバスケ』や『ハイキュー!! 』のアシスタントを経験。作品では体育館のシーンをよく任されていた。
2017年、『ガリバク合気』が第79回小学館新人コミック大賞で佳作を受賞。その後、読み切りが掲載された際に波切は「漫画家になった」と実感している。
2018年4月、『週刊少年サンデー』(小学館)にてバスケットボールを題材とした『switch』の連載を開始。波切が中学校のころ、休み時間によくバスケットボールをしていたという過去があり、ほかのスポーツに比べてバスケットボールが上手にできたため、サッカーや野球ではなく、バスケットボールを題材とした同作を描くことに決めたという。同作が波切の初の連載作品となる。
2022年1月12日発売の同誌7号より総合格闘技を題材とした『レッドブルー』の連載を開始。
人物
心が温まる作品には『リアル・スティール』、『ギフテッド』、『チョコレートドーナツ』の映画を、好きなSF作品には『インターステラー』、『コンタクト』、『ギャラクシー・クエスト』を挙げている。好きな映画または面白かった映画は『パシフィック・リム』と『ゲット・アウト』。
人物の絵を描く際には前鋸筋に一番こだわっており、「いつの間にか男優の筋肉を見ている時がある」と話している。
作品リスト
連載
- switch(『週刊少年サンデー』2018年20号 - 2021年24号) - 初連載。
- レッドブルー(『週刊少年サンデー』2022年7号 - 連載中)
読み切り
- 貫通(『週刊少年サンデー』2017年17号)
- トリックショット(『週刊少年サンデー』2018年11号)
書籍
- 『switch』、小学館〈少年サンデーコミックス〉2018年 - 2021年、全15巻
- 2018年11月16日発売、ISBN 978-4-09-128400-6
- 2018年11月16日発売、ISBN 978-4-09-128569-0
- 2019年1月18日発売、ISBN 978-4-09-128775-5
- 2019年4月18日発売、ISBN 978-4-09-129129-5
- 2019年7月18日発売、ISBN 978-4-09-129298-8
- 2019年10月18日発売、ISBN 978-4-09-129430-2
- 2020年1月17日発売、ISBN 978-4-09-129543-9
- 2020年4月16日発売、ISBN 978-4-09-850063-5
- 2020年7月17日発売、ISBN 978-4-09-850159-5
- 2020年10月16日発売、ISBN 978-4-09-850267-7
- 2021年1月18日発売、ISBN 978-4-09-850382-7
- 2021年4月16日発売、ISBN 978-4-09-850520-3
- 2021年7月16日発売、ISBN 978-4-09-850636-1
- 2021年7月16日発売、ISBN 978-4-09-850637-8
- 2021年7月16日発売、ISBN 978-4-09-850638-5
- 『レッドブルー』、小学館〈少年サンデーコミックス〉2022年 - 刊行中、既刊13巻(2025年3月18日現在)
関連人物
- 澤井啓夫
- 師匠。
- 藤巻忠俊
- 師匠。
- 古舘春一
- 師匠。『switch』の単行本第2巻の帯には古舘からの推薦コメントが寄せられている。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 波切敦 (@naminamituida) - X(旧Twitter)

