和歌山県庁(わかやまけんちょう)は地方公共団体である和歌山県の行政機関(役所)である。庁舎は和歌山市小松原一丁目周辺にある。
沿革
- 1871年8月29日 - 廃藩置県により和歌山県設置。
- 1872年7月14日 - 和歌山城砂の丸に存在した旧藩庁に入居。
- 1873年 - 現在の和歌山市西汀町一丁目(現在の汀公園)に県庁舎を新築移転。旧朝比奈惣左衛門屋敷跡に建設された西洋式の木造建築であった。
- 1938年 - 紀州藩家老久野丹波守屋敷跡に現本館が完成。
- 1947年 - 本館裏の西側部分を増築。
- 1951年6月 - 和歌山県庁相撲部を創部。
- 1962年 - 本館裏の東側部分を増築。
- 1964年 - 東別館完成。
- 1966年 - 北別館完成。
- 1968年 - 和歌山県警察本部本庁舎(西別館)完成。
- 2006年 - 南別館(防災センター)完成。
アマチュア相撲
1983年から1996年にかけて全日本実業団相撲選手権大会団体戦14連覇を果たした実績があるなどアマチュア相撲の強豪としても知られる。
組織
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不祥事・事故
- 2020年3月26日 - 人事課の男性主査(50歳)が、那賀振興局建設部に勤務していた2018年9月から、海草振興局建設部に勤務していた2019年12月までの1年3カ月の間、1回当たり1~19日間の病休を48回、不正に取得。手口は、実際にある5カ所の医療機関をかたり「上気道炎」や「感冒」「片頭痛」などの病名を付けた診断書44通と領収書4通を偽造して申請。書類はパソコンで作ったり、実際の書類に手を加えたりしていた。2020年2月、別の職員から、男性主査から提出された複数の診断書で、医師の署名の形が全く同じものがあるといった情報提供があったため、県監察査察課が男性主査から提出された過去5年間の関係書類を調査し、発覚した。不正に取得した給与275万円については、県が3月26日に返還するよう請求し、男性主査を懲戒免職処分とした。また県は有印私文書偽造や給与詐取などの疑いで刑事告発を検討している。
- 2020年3月26日 - 道路局課長級の男性職員(50代)が、2019年4月から11月にかけ、男性部下(50代)に対し「うそばかり言う」「俺が怒られているのが面白いんか」などの暴言や、人前での長時間の激しい叱責、丸めた紙を投げ付ける、度を超えた資料作りの指示などをしていたとパワハラ行為を認定。県監察査察課が2019年秋、道路局でパワハラがあると情報を得て、局内職員51人全員にアンケートしたところ、うち32人が認めたため、詳しく調査していた。県は3月26日、男性課長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。また、管理監督責任を問い、県土整備部長ら3人を厳重注意とした。。
関連項目
- 和歌山県庁舎
- 和歌山県庁相撲部
- 和歌山市役所
脚注
外部リンク
- 和歌山県




